水の巡礼(夜の部)

車で巡る水飲みの旅が終わり、一旦家に帰り休憩してから夜の部があるススキノへと向かった。地下鉄が休日の発車時間に変わっていたのを忘れていて、10分ほど遅れて到着するとhayakarさんと三上先生が待っていてくれた。合流して腹ごしらえをしに先生がまたも案内役となって炉ばた焼き『ウタリ』*1へ行く。十数年前に先生が来客し、未だに残っていたのだそう。びつ栗。


ビールとお通し

これを皮切りにししゃも、おつくり盛り合わせ、イカ焼き、干しホッケなんかをつまみにhayakarさん三上先生の話に耳を立てて聞き入ったり、時々話したりした。映画や本、社会に対する莫大な知識持つお二方にはついていけなかったが*2、音楽のお話が唯一の救いでやっと対等に話せた気がする。しばらくし、ホロ酔いになったところでハバナへ。

札幌名物とは知らなかった*3。。


皆さんがロックで頼むところをストレートで頂いた。久々に呑むラム酒は胃がきゅーとなって心地よかった。

当日南米から来たミュージシャンのライブがあって店は盛況していた。喧騒の中、三人は映画、本、仕事の事、今の大学生の実態、此処には書けない秘め事、憧れである出版業界の廃退ぶり、社会に出た後待ち構えている難所の数々などを酔いにまかせて右往左往しながら話し合った。


まだ学生という建物(身分)に守られて、外(社会)の風がどれほど強いのかあまり解らないぼくはこの旅でその風激しさを教わった。死ぬか生きるか、とまではいかないにしろ近いものはある。外に出た時、何か武器になる物を一つでも持っていれば風を切り裂き前に進んでいけることも教えてもらった。

夏の時もそうだったけれども、特に年上の方(だけではないけど、経験上多し)と話すことで自分には無い経験、実体験を聞けるし学べるので機会があればどしどし参加し、吸収してもっと成長させなくては。並行して、本も読まなきゃいけないな(この二つが大事だと教わりました)。


最後に三上先生、hayakarさんどうもありがとうございました。二日目は連絡せず心配かけて申し訳ございませんでした。

*1:中央区南5西5の五条通りの角にあります

*2:二人の半分しか生きてないんだもの仕方なしか

*3:中央区狸小路6丁目のこの看板を見れば発見できます。気になる方はこちらをチェック→ハバナ