無題


相手を  思うあまり   どこか依怙地になって



イジワルしてしまう  




わたしには ない  たくさんの『もの』や『こと』を  




知っているし  持っている




取り残されているような  感覚   追いつくことのできない   時間




そればかりは    ぼくが足掻いたとしても




どうすることもできない




あせり    不安




わたしがしてあげられることは     何もないのだろうか・・・・




休日の  陽が窓辺に射す爽やかさとは   裏腹な心は



荒れ狂った海のように   波がうねっている