でざいん論寄稿その8 地図

ずるずると書く機会を逃し(パソコンの調子のせいにしたり…)今日まで来てしまった。薄っすらと残る記憶の断片を一つ一つ思い出し、組み合わせて書くことにする。


ここ最近の講義で耳にタコが出来るくらい毎回言っている『情報デザインとはなんぞや?』について話されていた。その内容は指にタコが出来るくらいキーパンチして書いているので割愛する。


一通り『情報デザイン』についてはなされたあと、本題の地図に移行した。前回の地図をもっと拡張させた形で講義は繰り広げられる。それは、ルートを見る一般的な地図ではなく、見方を変え、対象物を変えて、道に限ったものにはならずに新たな事物に地図を見出している物を紹介していた。全部で4つ*1あるのだが、ぼくの生活に密接に関わっている味覚(料理)地図について紹介したい。

アッカンベーの回で出てきた杉浦康平氏が画期的な地図を作図している。

食べ物を食べた時の図
時間の流れを横軸、味の深さを縦軸、味の変化を奥行きに(3Dは書き方解らないです…)し味覚体験を「料理地形」として描いている。

何か食べ物を食した時の誰しもが思ってけれど具体化がしにくい感じをここまで『地図』として表現している杉浦康平氏の独創力には心底驚かされた。

*1:魚眼地図、嗅覚地図、味覚地図、時間地図