でざいん論 寄稿その2の続き

朝方眠りに落ちていく中で、やっぱりじょん前田氏と最近読み終わった柴崎友香特集(文藝)で語られていた日常の感じ方の似ている所ついて書いてみようと思いました。きっかけとなったのはやっぱり三上先生の驚きと笑顔のエントリでそこに書かれていた驚く心を大切にでした。じょん氏の言葉を先生が解りやすく説明(人が生活していく中でルーティンな部分がどうしても出てくるのだけれども、その部分を何にでも興味を示す赤子のように驚き、ときめく)していました。


それと時同じくしてちょうど読んでいた文藝の柴崎友香特集には

バスが大きく曲がるだけで「わー!」となる p.86から

と書かれていました。これってつまり同じことなんじゃないのか?と。二人とも一瞬を大切にし、分け隔てなくどんな物事(さっき言ったルーティンや視野に入ってくるものや全て等の様々な要素)を対象として捉える柔軟さがあると。


一方の事を知った直後にまったく接点がない所から同じ事を見つけるという小説や映画の様な偶然に出会ったのは、素晴しい出来事でした。


うまくまとめることができなかったですが、言いたい事は書いたつもりです。


ご意見ご感想をいただけるとうれしいです。


文藝 2008年 11月号 [雑誌]

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